六角穴がつぶれた六角穴付ボルトを外すネジモグラー

ネジザウルスで有名なエンジニア製で、変わった商品を見つけたので、アップしたいと思います。

商品名はネジモグラー。
ネジザウルスと同様に、動物の名前をつけてますね。
確かにこの商品の特徴からすると、モグラというのはピッタリのネーミングだと思います。
で、どうやって作業するかというと、このネジモグラーの先端がスクリュータップ(めねじをあける工具)のようになっていて、要はつぶれた六角穴にネジモグラーの先端をねじ込み、食い込ませて固定します。
固定したあとは、ボルトのゆるみ方向にネジモグラーを回し、ボルトごとゆるめてしまいます。
ゆるめるとネジモグラーが外れてしまうじゃないか!と、一瞬思ってしまいましたが、ネジモグラーの先端のスクリュータップ(のような形状の部分)は左ネジになっているので、安心してください。

ただ、機能は素晴らしいのですが、六角穴にねじ込むということは、ひとつのサイズの六角穴にしか対応していないということです。
例えば、上の写真のネジモグラーは、六角の対辺が5mmの六角穴にしか対応してません。
つまり、いろんなサイズの六角穴付ボルトをネジモグラーで外そうと思ったら、それぞれのサイズのネジモグラーが必要となります。
それだったら、ネジザウルスで六角穴の外側をつかんで外すほうが合理的というか経済的ですね。
ただ六角穴付ボルトがザグリ穴に入ってしまっていたらネジザウルスでは無理ですが…。
なので、ネジモグラーが活躍できる場面としては、ネジザウルスが使えない場面、となるのかもしれませんね。


Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。