C型クランプやF型クランプ、どちらを使いますか?

木工製品を仮組したり、仮固定するのに便利なクランプ。
よく使われているものではC型クランプとF型クランプがありますが、どちらを使用しますか?
それぞれに特徴がありますので、解説していきます。

C型クランプ

C型クランプ

長所としては、本体の剛性が高いので、強い締め付けが可能です。
締め付ける部分も、レバーが付いているものが多いので、さらに強く締め付けることができます。

短所としては、クランプの幅をネジでしか調整できないので、脱着に時間がかかってしまいます。
また、フトコロが小さい形状が一般的なので、クランプできる箇所がかなり限られます。

F型クランプ

F型クランプ

長所としては、クランプ幅をスライドして変更できるため、脱着をすばやく行うことができます。
また、C型クランプに比べてフトコロが大きいことと、クランプ幅の調整量が多いため、様々な箇所に使用可能です。

短所としては、クランプ本体が華奢(きゃしゃ)なので、締め付けていくと本体がたわんでしまいます。
また、締め付ける部分もグリップタイプが一般的なので、それなりの力でしかしめることができません。

まとめると…

C型クランプF型クランプ
長所・強い締め付けが可能・脱着がスムーズ
・フトコロが大きい
短所・脱着に時間がかかる
・フトコロが小さい
・C型より締め付けが弱い

まとめると上の表のようになります。
どちらも長所と短所がありますよね。
私はF型クランプを使っています。
1番の理由は、脱着や幅の変更がスムーズで作業を早く行えるからです。
また、C型クランプより締め付けが弱いとはいえ、木工の仮締めにはF型クランプで充分です。

それぞれ好みはあると思いますが、私はF型クランプをオススメします。

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