収納等の家具に取り付ける「キャスター」の特徴

家具等に付けると便利なキャスター。
形状とか材質が様々です。
どれを選ぶか迷われる方も多いんじゃないでしょうか。

まずは形状ですが、

  • 固定
  • 自在
  • 自在(ストッパー付)

の3つに分けられます。

↑固定↑
↑自在↑
↑自在(ストッパー付)↑

一般的には固定2個と自在2個の、合計4個を付けることもありますが、狭いスペースを動かすことの多い家具などは、4個とも自在にしたほうが、小回りが効き、動かしやすくて便利です。
ストッパー付きを使うかどうかについては、作業台など、簡単に動くと困るものは付けたほうが良いですが、棚など収納の用途だけであれば、必要ないのかなと思います。
ストッパーの分、キャスター自体が大きくもなりますしね。
なので、特にこだわりのない場合は、自在キャスター4つの取り付けがオススメです。

また、もうひとつ使い分けが必要なのは、車輪の材質ですよね。
種類を挙げていくとかなりの種類の材質が存在しますが、ホームセンターに置いてある最も一般的なところだと、「ゴム(NBR)」、「ナイロン」、「ウレタン」の3種類です。
特徴としては下の表の通りです。

材質用途コスト
ゴム(NBR)3つの中で最も柔らかく凸凹の路面に適しているが柔らかいため転がる抵抗は最も大きい
ナイロン固いため平らで固い路面に適しているが凸凹の路面では振動があるため不向き
ウレタンゴム(NBR)よりは固いがナイロンよりは柔らかいため、ゴムとナイロンの中間の特性を持つ
ゴム(NBR)
ナイロン
ウレタン

私自身の見解ですが、屋内で使う家具等には特徴やコスト面から、ゴム製が最も適しているように思います。
ナイロン製は固いが故に、重いものほどフローリング等にキズを付けてしまう恐れがあるため、家具等には少し不向きかもしれません。
まずは実際に店頭で触ってみて決めるのがベストだとは思いますが、迷うならゴム製を採用してみると良いと思います。

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